日本古代史関係研究文献目録データベース
小口雅史編
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81. 稲葉 継陽 中世史における戦争と
平和
.-村落フェーデの実態・達成・帰結
刊行年:1999/04
データ:日本史研究 440 日本史研究会 王権の構造と領主制・権門体制
82. 阿部 謹也 網野善彦『無縁・公界・楽-日本中世の自由と
平和
-』
刊行年:1979/05
データ:歴史学研究 468 青木書店 書評
83. 細川 涼一 中世における戦争と
平和
.-蒙古襲来における叡尊と南北朝の内乱における楠木正儀
刊行年:2007/08
データ:歴史評論 688 校倉書房
84. 破石 澄元 平泉文化1 中尊寺=寺観と供養願文.-恒久の
平和
を願う
刊行年:2000/11/09
データ:岩手日報夕刊 岩手日報社 いわて21世紀への遺産843 いわて未来への遺産 古代・中世を歩く 奈良~安土桃山時代
85. 高津 秀之 小倉欣一著『ドイツ中世都市の自由と
平和
-フランクフルトの歴史から-』
刊行年:2008/08
データ:史学雑誌 117-8 山川出版社 新刊紹介
86. 田中 俊之 小倉欣一『ドイツ中世都市の自由と
平和
-フランクフルトの歴史から-』
刊行年:2008/07
データ:歴史学研究 842 青木書店 書評
87. 入間田 宣夫(監修) 奥大道を整備した男 藤原清衡|みちのくの覇者が
平和
を願い造った 仏国土|海外につながっていた 奥大道
刊行年:2011/09
データ:トランヴェール 24-9 東日本旅客鉄道(株)
88. 高橋 暁樹 平泉の地に浄土思想を基調とした、
平和
文化の花を開いた、奥州藤原氏
刊行年:2009/01
データ:北方風土 57 イズミヤ出版 歴史民俗論編
89. 樋口 知志 はしがき|蝦夷の世界|生い立ち|
平和
の翳り|戦乱勃発|伊治公呰麻呂の乱|延暦年間前期の辺境情勢|延暦八年の征夷|試練の秋|
平和
の恢復|あとがき
刊行年:2013/10
データ:『阿弖流為-夷俘と号すること莫かるべし』 ミネルヴァ書房
90. 小林 龍彦 遠藤利貞『増修日本数学史』恒星社厚生閣,1981(『大日本数学史』1896;『増修日本数学史』岩波書店,1918)|下
平和
夫『日本人の数学』河出書房新社,1972
刊行年:2003/12
データ:『日本史文献事典』 弘文堂 第Ⅰ部
91. 入間田 宣夫 はじめに|武人政権の系譜|未開から文明へ|兵が世に出る|日本国の乱逆|同(続)|泰時の
平和
|在地の生活|神仏に祈る|蒙古襲来|むすびにかえて
刊行年:1991/12
データ:『集英社版日本の歴史』 7 集英社
92. 天野 幸弘 日本の原像第2部海のシナリオ(海底めくれ列島誕生|塩が権力を生んだ?|魚が育てた古代人|海人の長旅|小舟で
平和
な海往来|潮の香りする神々)
刊行年:1997/07/18|25|08/01|08|15|22
データ:朝日新聞夕刊(大阪版) 朝日新聞社 発掘 日本の原像-旧石器から弥生時代まで
93. 菊池 仁齢 序論(古代の蝦夷|奈良平安朝以前の概況)|本論(一)-軍事的方面(奈良時代の征伐|平安時代の征伐(一)~(三)|交通|軍団|鎮守府|国司)|本論(二)-
平和
的方面(殖民(軍需品輸送)|懐柔 附、内地配付、厳粛その他。|宗教)|結論(結論|感想)
刊行年:1915/06
データ:『奈良平安時代の奥羽経営』 奉公会(発行)|目黒書店(発売) 玉泉大梁著『室町時代の田租』と合冊
94. 中名生 正昭 沈黙を破って東の歴史を見つめなおす|古代からのメッセージ|世界に轟いていた東の富|絶え間ない西からの侵略|江戸の
平和
と繁栄の源泉|改革の思想と文化の系譜|究極の悲劇・戊辰戦争|反骨と再起と近代文化|「東の誇り」と未来|「アテルイの心」を生かす
刊行年:1995/05
データ:『歴史を見なおす東北からの視点-東の論理』 かんき出版
95. 西村 三郎 古代社会から(東アジア世界でも|漢と北辺の諸民族)|花ひらく毛皮文化-中世の世界(隋唐世界帝国のもとで|遼・金から元へ-遊牧騎馬民族の大活躍|世界帝国の出現と〈モンゴル〉の
平和
)|荒野にクロテンを求めて-ロシアの交流とシベリア進出(東アジアでの状況-女真族と明、李氏朝鮮)|西と東の出会い(ラッコ発見のいきさつをめぐって|露中交易における〝毛皮黄金時代〟|ラッコからオットセイへ)
刊行年:2003/02
データ:『毛皮と人間の歴史』 紀伊國屋書店
96. 保立 道久 はじめに-世界史の時期区分について|「渡来人の王国」から民族複合国家へ|奈良時代の東アジアと渡来人(東アジアの
平和
と東大寺大仏|大仏開眼会の国際的風景|新羅出兵計画と淳仁天皇-孝謙女帝の対立|渡来人の国制的位置と婚姻関係)|九世紀日本と遣唐使(宝亀の遣唐使と「万世一系」|延暦の遣唐使と平城天皇の乱|承和の遣唐使と恒貞廃太子事件(承和の変)|民族複合国家の解消と「万世一系」・神国思想-「応天門の変」の対外的契機)|東アジアの内乱と一〇世紀日本(宇多天皇と寛平遣唐使の発起・停止|醍醐天皇と唐物御覧|朝鮮の後三国内乱と道真の怨霊)|黄金国家-平安日本(王権の外交権の物質的基礎-蔵人所納殿の黄金|金インゴットの流通と沽価|『竹取物語』と金輪聖王|毘沙門天と福神信仰)
刊行年:2004/01
データ:『黄金国家-東アジアと平安日本』 青木書店
97. 足立 尚計 トラ-将軍吉宗遺品というトラの爪 神であっても異国の畏怖の存在|オシドリ-夫婦の鏡、契りの祝い鳥 「おしどりのひとりね」は淋しい|ネコ-『本朝和名』で「家狸」と呼んで 怪談で有名だがやはり「招福」だ|カバ-しゃれから生まれた壁画の飾り いまは玄関先で千客万来演じる|ウサギ-愛きょうあるしり合わせの家紋 鳥ではないが「一羽」と数える|トンボ-「勝ち虫」と縁起をかついだ武人 古くから親しまれ語源には諸説|エビ-残る福井藩・吉久作の鉄製置物 長寿の印曲がった腰と長いヒゲ|タヌキ-地域や時代を超えファン絶えず 人間社会でがんばる姿に親しみ|キジ-恋も自然の中でこそふさわしい 「足羽の神の使い」でなじみ深い|キツネ-古来、人を惑わすと信じられた スマートな姿、神秘の権威十分|カマキリ-カマ振り回す野原の“ギャング” 日本には八種類、漢方薬に利用|コイ-立身出世の魚として古来貴ばれ 春嶽が竜門目指せと硯箱与える|シカ-丸い糞かたどり焼き物の土産品 哀しい鳴き声は歌人の歎き今に|ネズミ-語源は夜に活動する怪しい動物 若い女性はモルモットを想像?|カニ-語源は「赤い背中を持つ動物」か 「修行の為だ」と食べない宮司の家|フグ-猛毒秘めながらひょうきんな姿 鉄さ・鉄ちりは関西らしいトンチ|カエル-要らない進化ををとげた例なのか 丸く太った体形のカナヅチ組も|イヌ-ふっくらした身体が日本画にも 雪中で駆けっこする姿は風物詩|クジラ-ほぼ永久に姿消した伝統的食材 観光ツアーが人とのつきあいに|イカ-古くはカラスと死闘を繰り広げ 今は恋人たちを楽しませる味に|タコ-「悪魔の魚」なんてもってのほか 食べるのもかわいそうなくらい|シャチ-クジラやイルカの仲間の哺乳類 同類を食い物にして生き延びる|マンボウ-クラゲを常食として生き延びる ひょうきんな体形の「魚の王者」|カケス-カラスの仲間だが小柄で美しい 他の鳥のまねや人の言葉をまねる|カメ-浦島伝説から「めでたさ」を認識 長寿で縁起物によく使われる|サギ-雪深い日にも元気に突っ走る JRの特急列車「しらさぎ」号|クマ-民間薬として重宝された熊胆 殺すと山が荒れるとの俗信も|イノシシ-野性味が豊かな秋の味覚の王者 『日本書紀』には弑逆事件で登場|ムカデ-武運の神使で、福の神と仰がれ 信玄騎馬軍団の旗指物にも描く|ゾウ-若狭に来た足利義持への献上品 仏教絵画や量感のある作品にも|ニワトリ-「五徳」を表現した中国の雅楽 ほのぼの夫婦愛描いた藩主夫人|スズメ-『古事記』の時代から穀物と縁 平安貴族では「子飼い」流行|ウシ-古い時代では肉より力を頼りに 信仰上も神使として大切にした|ハマグリ-女房に化けて昔話や草子に 中国の古伝承で蜃気楼もつくる|ホタル-身をこがす恋の光と和歌に詠み 中国では「蛍雪の功」のたとえも|タイ-古代人は容姿から「赤女」と呼び 呪力ある神聖な魚として神饌に|アユ-運動不足で図体デカイ養殖もの なぜか現代の我々と重ねて見る|キンギョ-戦国時代ごろ観賞用として渡来 今は熱帯魚の流行でエサ金に|ツバメ-夫婦仲良く子をよく育てて勤勉 軒先の巣作りも歓迎し保護した|イルカ-頭よく快適に泳ぎクジラに属す シャチへと変わったという話も|ツル-三鳥といわれ武家社会で最高肉 徳川将軍の鷹狩りで第一の獲物|ヘビ-神話も多く神と畏怖の両面あり 夢に現れると「吉兆」との信仰も|ブタ-縄文時代から重要なたんぱく源 生活用具にも愛らしい姿で登場|タカ-凛然とした姿に亡国の誇り託す 武士台無しタカ飼いの文化開華|カブトムシ-たい肥の衰退とともに珍希種に 見た目の良さが現代人にもてる|コウモリ-西洋の嫌われ者は東洋の縁起物 迷走センセイによく似合うかも|カワセミ-文人らに愛された「生きた宝石」 『源氏物語』では黒髪の例えにも|ゴキブリ-見た目悪く病原体まく嫌われ者 飼育しやすく実験用に高い人気|ハト-軍神の使いとされ源氏と深い縁 丸く愛らしい姿が
平和
の象徴に|ホトトギス-黄泉へ導く鳥は勝家の辞世にも 風雅な声は文人たちに愛された|ラッコ-上下左右よくなびく上質な毛皮 千島では密猟者の手で激減した|ハクチョウ-天空駆ける「羽衣伝説」のモデル 穀物神としても信仰される霊鳥|ライチョウ-狩衣に、純白の浄衣に、「衣替え」 聖域を自由に舞う気品の貴族|セミ-「悲しさ」や「わびしさ」の情景が 似合う無情感ただよわせる
刊行年:2003/02
データ:『ことばの動物史-歴史と文学からみる』 明治書院