日本古代史関係研究文献目録データベース
小口雅史編
検索式
検索
クリア
表示件数
10
20
30
50
100
ソート
執筆者 (昇順)
執筆者 (降順)
刊行年 (古い順)
刊行年 (新しい順)
検索結果
110件中[101-110]
0
20
40
60
80
100
101. 仁木 聡 仲哀天皇陵古墳(岡ミサンザイ古墳)出土円筒埴輪│井ノ奥4号墳出土埴輪│太源1号墳出土円筒埴輪│古曽志大谷1号墳出土品│宮山3・5号墳出土円筒埴輪│竹矢岩船古墳出土品│
中
竹矢1号墳採集品│
金
崎1号墳出土品│
金
崎1号墳出土品│薬師山古墳出土品│菅田ヶ丘古墳出土玉類│四条1号墳出土品│重要文化財 平所埴輪窯跡出土品│渋ヶ谷窯跡出土品│門生山根1号窯跡出土品│(参考)的場古墳群出土品│(参考)大坪3号墳出土品│(参考)島田池古墳出土品│淤宇宿禰の経済基盤(1)-窯業│淤宇宿禰の経済基盤(22)-玉作│大角山遺跡出土玉作関係品│曾我遺跡出土玉作資料│堂床遺跡出土玉作関係品│埼玉稲荷山古墳出土
金
像嵌「辛亥」銘鉄剣(復元品)│(参考)国宝
金
像嵌「辛亥」銘鉄剣(表面)│(参考)国宝
金
像嵌「辛亥」銘鉄剣(裏面)
刊行年:2014/07
データ:『倭の五王と出雲の豪族-ヤマト王権を支えた出雲』 島根県立古代出雲歴史博物館 図版解説(第四章 前方後円墳と「出雲」の形成)
102. 西村 三郎 古代社会から(東アジア世界でも|漢と北辺の諸民族)|花ひらく毛皮文化-
中
世の世界(隋唐世界帝国のもとで|遼・
金
から元へ-遊牧騎馬民族の大活躍|世界帝国の出現と〈モンゴル〉の平和)|荒野にクロテンを求めて-ロシアの交流とシベリア進出(東アジアでの状況-女真族と明、李氏朝鮮)|西と東の出会い(ラッコ発見のいきさつをめぐって|露
中
交易における〝毛皮黄
金
時代〟|ラッコからオットセイへ)
刊行年:2003/02
データ:『毛皮と人間の歴史』 紀伊國屋書店
103. 有賀 祥隆 美を描いて|作品解説(彩絵菩薩像幡|樹下美人図・鳥毛立女屏風第四扇|持国天像・旧浄瑠璃寺吉祥天厨子扉絵|侍女図 男子群像・李重潤墓壁画|胡服美人図|布作面・第七号|樹下囲碁図・阮咸捍撥絵|山岳図・黒柿蘇芳染
金
銀山水絵箱・蓋表|沈香木画水精荘箱|水
中
竜図・密陀絵盆|摂津国水無瀬絵図|越前国足羽郡道守村地図|墨絵山水図|雲兎図・赤漆櫃|魚形を持つ男・李賢墓壁画|雲
中
麒麟図・絵神
刊行年:1981/10
データ:太陽シリーズ 28
104. 鈴木 靖民(編)∥平野 卓治 古代《大化改新・壬申の乱》人物事典(安曇比羅夫|安倍倉梯麻呂|安倍引田比羅夫|廬井鯨|石川王|大分恵尺|大伯皇女|多品治|甲斐勇者|郭務|上毛野稚子|紀大人|紀麻利耆|久麻伎|巨勢徳太|巨勢人|蘇我果安|当麻広島|高田新家|高市県主許梅|民大火|小子部鈎|
中
臣
金
|
中
臣鎌足|土師馬手|羽田矢国|穂積咋|三宅石床|三輪高市麻呂|村国男依)
刊行年:1983/12
データ:歴史読本 28-19 新人物往来社 別冊歴史読本17-16特別増刊・古代王朝 血の争乱(1992/07)
105. 石田 茂作
中
尊寺の沿革|国宝
金
色堂総説|国宝
金
色堂覆堂|国宝
金
色堂外観|
金
色堂内部|七宝荘厳巻柱|
中
央仏壇|
中
壇仏像|左方(向つて右)仏壇|左方仏壇仏像|右(向つて左)方仏壇|右方仏壇仏像|国宝 透彫八稜天蓋|国宝 半肉彫円形天蓋|透彫挙身光背|仏像台座残欠|蓮華形一|懸仏|国宝
金
銅透彫華鬘|国宝
金
銅透彫幡頭|
金
銀荘四方壇|国宝 螺鈿卓|国宝
金
銅荘小卓|国宝 螺鈿小卓|国宝 螺鈿燈台|国宝 螺鈿礼盤|国宝 磐架|国宝 孔雀文磐|雲版磐|錫杖頭|天蓋擬宝珠|獨鈷杵|
金
銅五鈷杵|
金
銅六器|
金
銅柄香炉|
金
銅板張笈|鎌倉彫椿模様笈|鎌倉彫細形笈|鎌倉彫鶴亀松竹梅笈|鎌倉彫桐紋笈|獅子
金
蒔絵小笈|黒漆
金
蒔絵絵馬|刀身|棟札並納札|毛越寺山内図
中
尊寺山内図|国宝 藤原輔方筆
中
尊寺供養願文|国宝 北畠顕家筆
中
尊寺供養願文|康永二年梵鐘|原始五輪塔|原始五輪塔|五輪塔
刊行年:1941/11
データ:『
中
尊寺大鏡』 1 大塚巧芸社
106. 森岡 隆 漢字伝来一千年「高野切」への昇華|漢字の伝来(「漢委奴国王」
金
印|貨幣|銅鏡|七支刀)|仮名の成立(人物画像鏡|稲荷山古墳出土鉄剣|江田船山古墳出土鉄刀|「魏志倭人伝」と仏典における音訳)|万葉仮名(北大津遺跡出土木簡|法隆寺五重塔初層天井組木落書|正倉院万葉仮名文書(一)(二)|僧正美書状|仏足石歌碑|韓藍花歌切|宣命|奈良時代の音韻と万葉仮名)|平安時代における仮名の分化|草仮名(讃岐国司解有年申文|多賀城出土漆紙仮名文書|円珍病
中
言上書)|女手(東寺檜扇|奝然生誕書付|藤原定家本『土左日記』|平安京出土墨書土器|小野道風書状|御堂関白記)|連綿の発達(醍醐寺五重塔初層天井落書(一)(二)|因幡国司解案紙背仮名消息|虚空蔵菩薩念誦次第紙背仮名消息|稿本北山抄紙背仮名消息)|書としての仮名(伝藤原佐理筆「賀歌切」|藤原行成筆「屏風詩歌切」|高野切古今集|寸松庵色紙)
刊行年:2006/08
データ:『図説かなの成り立ち事典』 教育出版 仮名発達史
107. 勝野 隆信 普賢延命法日記|建久二年普賢延命法日記|建保五年普賢延命法日記|熾盛光法日記|六字河臨法|永仁年
中
北斗法記|徳治二年北斗法記|五壇法日記|同|七仏薬師法現行記|四天王法記|承久元年仁王法記|正元元年仁王法記|正元元年仁王経法雑事|仁王経法勤例|仁王経修法問答|保延六年如法尊勝法記|寿永二年転法輪法記|応安三年如意輪法記|長星御祈記|弘安四年異国御祈祷記|大永三年室町殿護摩記|応長元年竪義記|如法経手記|文治二年神宮大般若経転読記|康正二年八社仁王経御読経記|上皇御落飾部類|後白河院御落飾記|伏見院御落飾記|大宮院御得度記|開田准后御得度記|後
中
御室得度記|桂蓮院宮得度記|嘉吉三年若宮入室次第|伝法潅頂日記|弘仁三年高尾山潅頂暦名|亀山院御潅頂記|後宇多院御潅頂記|大御室御潅頂記|紫
金
台寺御室御潅頂記|
中
御室御潅頂記|入道親王尊快御潅頂事|遍智院法印潅頂資記|
中
性院法印頼瑜潅頂資記|蓮蔵院僧正実深潅頂資|妙法院尊性親王御入壇記|応永廿七年門主上綱義賢御入壇記|報恩院入壇資|遍智院僧正入壇資|覚洞院僧正入壇資記|宝池院前大僧正入壇資記|東南院授与記|岳西院授与記|光明峯寺殿伝法潅頂記|三宝院伝法潅頂私記|仏母心院伝法潅頂記|嘉元四年結縁潅頂記|建武二年結縁潅頂記|永和二年結縁潅頂記|延文四年結縁潅頂記|康暦元年結縁潅頂記|観音院恒例結縁潅頂記|東寺宝泉院結縁潅頂雑記
刊行年:1962/07
データ:『群書解題』 17 続群書類従完成会
108. 井上 秀雄 初期の朝鮮(原始社会〈旧石器時代|新石器時代から鉄器時代へ|原始共同体〉|古朝鮮〈〝古朝鮮〟と〝朝鮮〟|檀君神話|箕氏朝鮮|朝鮮民族の起源|衛氏朝鮮〉|漢人支配と自立への道〈衛氏朝鮮の滅亡|漢の郡県支配|後漢の異民族支配と郡県支配の変質〉|高句麗の発展〈遼東太守公孫氏と初期高句麗|後漢王朝の廃滅と偽の進出〉)|原始国家の形成(小国家群-馬韓・弁韓・辰韓〈『魏志』倭人伝|いくつかの疑問|韓族地方の風土|韓族の社会〉|楽浪・帯方二郡の滅亡〈二郡滅亡の経過|二郡滅亡の影響〉|高句麗の南下と広開土王陵碑〈五胡十六国時代と高句麗|広開土王陵碑〉)|三国の興亡(1)(百済と倭〈伯済国と百済建国神話|
中
国王朝との冊封関係|『宋書』と百済の〝遼西支配〟|国際関係の
中
の邪馬台国|大和朝廷と南朝鮮|『百済本記』『百済記』と任那日本府〉|百済の盛衰〈国家的発展と王位継承|王城の陥落と政治・社会構造|百済再興と新たなる発展|東城王と南方への領土拡大|五世紀東アジアの国際秩序体系|官僚制への移行と東城王の殺害|『百済本記』『日本書紀』による百済と任那|大和朝廷と百済|高句麗・百済との抗争〉)|三国の興亡(2)(新羅の台頭〈辰韓の斯盧国と新羅建国神話|斯盧から新羅へ|五世紀の新羅|倭について|智證麻立干の時代|法興王の時代|仏教の伝来|征服王朝の全盛期-真興王と国史の編纂|異斯夫と山城の築城|于老伝説|倭・高句麗との関係|真興王の四碑〉|新羅と百済の文化を訪ねて〈新羅の文化|百済の文化〉)|統一戦争(隋の統一と朝鮮三国〈隋への朝貢と抵抗|仏教の興隆と国史編纂|隋煬帝の高句麗出兵〉|唐と七世紀前半の三国対立〈唐太宗の対外強硬策|泉蓋蘇文のクーデターと高句麗の軍国化|唐の新羅救援と高句麗出兵|新羅の内乱と政治改革〉|新羅の統一戦争と律令体制の成立〈百済・高句麗討滅戦|対唐戦争|地方豪族・下級貴族と律令体制|〝倭〟から〝日本〟へ-国号改正記事について〉)|統一新羅(律令時代〈新羅の統一と兵制の変遷|律令制と官制|地方行政と九州・五京制|律令田制の沿革|恵恭王代の内乱〉|骨品制度の形成〈骨制の成立|元聖王時代|
金
憲昌の乱|頭品制の成立〉|後三国と新羅の滅亡〈王権の争奪|弓福の活躍と藤原政権の新羅政策|後三国の興亡|古代朝鮮〉)|古代朝鮮史年表|あとがき
刊行年:1972/11
データ:『古代朝鮮』 日本放送出版協会 現代のエスプリ107
109. - 山水夾纈屏風(板締め染めの屏風)│鳥草夾纈屏風(板締め染めの屏風)│鳥獣花背八角鏡(鳥獣文様の鏡)│八角榲匣(鏡の箱)│繍線鞋(女性用のくつ)│螺鈿紫檀五絃琵琶(楽器)│銀平脱合子(琴柱や絃の容器)│白絃(琴の絃)│斑絃(琴の絃)│
中
小絃(楽器の絃)│箏絃(楽器の絃)│種々薬帳(くすりの献納目録)│五色龍歯(くすり)│五色龍歯裹(くすりの包み裂)│大黄(くすり)│大黄(くすりの包み裂)│冶葛(くすり)│冶葛壺(くすり壺)│密陀絵皮箱(献物箱)│蘇芳地彩絵箱(献物箱)│黒柿蘇芳染
金
絵長花形几(献物用の台)│白橡綾錦几褥(机の敷物)│密陀絵雲鳥草形漆櫃(唐櫃)│伎楽面 酔胡王(伎楽の面)│伎楽面 迦楼羅(伎楽の面)│伎楽面 師子(伎楽の面)│伎楽面 師子 模造│蓮華残欠(蓮池形のかざり)│六角几甲板(花形かざりの台座)│浅縹布(雲の絵の幕)│夾纈羅
中
幡残欠(板締め染めのはた)│女舞接腰(錦の脚覆い)│曝布彩絵半臂(描く絵の上着)│銀壺(銀の壺)│青斑石鼈合子(スッポン形のふたもの)│佐波理水瓶(水差し)│玳瑁八角杖(べっこうの杖)│漆胡樽(革袋形の水入れ)│錫杖(僧侶の道具)│漆錫杖箱(錫杖の杖)│鳥獣花背円鏡(海獣葡萄鏡)│銀平脱鏡箱(鏡の箱)│遠江国調黄(納税された絹)│紅赤布(納税された布)│橡地臈纈袍(上着)│(工匠具)│錯(工匠具)│刀子(工匠具)│鑽(工匠具)│斧柄(工匠具)│角製工具(工匠具)│打鑽(工匠具)│多賀禰(工匠具)│雑札(木ふだ)│色麻紙(いろがみ)│絵紙(絵を描いた紙)│吹絵紙(吹絵を施した紙)│正倉院古文書正集 第九巻(左京職正税帳・右京計帳)│正倉院古文書正集 第十七巻(駿河国正税帳)│正倉院古文書正集 第四巻(大粮申請継文・左京職府・安拝常麻呂解ほか)│続修正倉院古文書別集 第九巻(法華寺三綱牒ほか)│正倉院古文書正集 第七巻(東大寺牒・法師銅鏡牒ほか)│続々修正倉院古文書 第五帙第四巻(写書所奉写法花経一百部用度申請解案ほか)│続々修正倉院古文書 第十五帙第九巻(間写本経返納帳)│続々修正倉院古文書 第五帙第九巻(千部法華経校帳)│大智度論 巻第六十八│瑜伽師地論 巻第八(光明皇后御願経)│如来示教勝軍王経(称徳天皇勅願経)
刊行年:2010/10
データ:『「正倉院展」目録』 第六十二回 奈良国立博物館 図版・解説
110. 足立 尚計 トラ-将軍吉宗遺品というトラの爪 神であっても異国の畏怖の存在|オシドリ-夫婦の鏡、契りの祝い鳥 「おしどりのひとりね」は淋しい|ネコ-『本朝和名』で「家狸」と呼んで 怪談で有名だがやはり「招福」だ|カバ-しゃれから生まれた壁画の飾り いまは玄関先で千客万来演じる|ウサギ-愛きょうあるしり合わせの家紋 鳥ではないが「一羽」と数える|トンボ-「勝ち虫」と縁起をかついだ武人 古くから親しまれ語源には諸説|エビ-残る福井藩・吉久作の鉄製置物 長寿の印曲がった腰と長いヒゲ|タヌキ-地域や時代を超えファン絶えず 人間社会でがんばる姿に親しみ|キジ-恋も自然の
中
でこそふさわしい 「足羽の神の使い」でなじみ深い|キツネ-古来、人を惑わすと信じられた スマートな姿、神秘の権威十分|カマキリ-カマ振り回す野原の“ギャング” 日本には八種類、漢方薬に利用|コイ-立身出世の魚として古来貴ばれ 春嶽が竜門目指せと硯箱与える|シカ-丸い糞かたどり焼き物の土産品 哀しい鳴き声は歌人の歎き今に|ネズミ-語源は夜に活動する怪しい動物 若い女性はモルモットを想像?|カニ-語源は「赤い背
中
を持つ動物」か 「修行の為だ」と食べない宮司の家|フグ-猛毒秘めながらひょうきんな姿 鉄さ・鉄ちりは関西らしいトンチ|カエル-要らない進化ををとげた例なのか 丸く太った体形のカナヅチ組も|イヌ-ふっくらした身体が日本画にも 雪
中
で駆けっこする姿は風物詩|クジラ-ほぼ永久に姿消した伝統的食材 観光ツアーが人とのつきあいに|イカ-古くはカラスと死闘を繰り広げ 今は恋人たちを楽しませる味に|タコ-「悪魔の魚」なんてもってのほか 食べるのもかわいそうなくらい|シャチ-クジラやイルカの仲間の哺乳類 同類を食い物にして生き延びる|マンボウ-クラゲを常食として生き延びる ひょうきんな体形の「魚の王者」|カケス-カラスの仲間だが小柄で美しい 他の鳥のまねや人の言葉をまねる|カメ-浦島伝説から「めでたさ」を認識 長寿で縁起物によく使われる|サギ-雪深い日にも元気に突っ走る JRの特急列車「しらさぎ」号|クマ-民間薬として重宝された熊胆 殺すと山が荒れるとの俗信も|イノシシ-野性味が豊かな秋の味覚の王者 『日本書紀』には弑逆事件で登場|ムカデ-武運の神使で、福の神と仰がれ 信玄騎馬軍団の旗指物にも描く|ゾウ-若狭に来た足利義持への献上品 仏教絵画や量感のある作品にも|ニワトリ-「五徳」を表現した
中
国の雅楽 ほのぼの夫婦愛描いた藩主夫人|スズメ-『古事記』の時代から穀物と縁 平安貴族では「子飼い」流行|ウシ-古い時代では肉より力を頼りに 信仰上も神使として大切にした|ハマグリ-女房に化けて昔話や草子に
中
国の古伝承で蜃気楼もつくる|ホタル-身をこがす恋の光と和歌に詠み
中
国では「蛍雪の功」のたとえも|タイ-古代人は容姿から「赤女」と呼び 呪力ある神聖な魚として神饌に|アユ-運動不足で図体デカイ養殖もの なぜか現代の我々と重ねて見る|キンギョ-戦国時代ごろ観賞用として渡来 今は熱帯魚の流行でエサ
金
に|ツバメ-夫婦仲良く子をよく育てて勤勉 軒先の巣作りも歓迎し保護した|イルカ-頭よく快適に泳ぎクジラに属す シャチへと変わったという話も|ツル-三鳥といわれ武家社会で最高肉 徳川将軍の鷹狩りで第一の獲物|ヘビ-神話も多く神と畏怖の両面あり 夢に現れると「吉兆」との信仰も|ブタ-縄文時代から重要なたんぱく源 生活用具にも愛らしい姿で登場|タカ-凛然とした姿に亡国の誇り託す 武士台無しタカ飼いの文化開華|カブトムシ-たい肥の衰退とともに珍希種に 見た目の良さが現代人にもてる|コウモリ-西洋の嫌われ者は東洋の縁起物 迷走センセイによく似合うかも|カワセミ-文人らに愛された「生きた宝石」 『源氏物語』では黒髪の例えにも|ゴキブリ-見た目悪く病原体まく嫌われ者 飼育しやすく実験用に高い人気|ハト-軍神の使いとされ源氏と深い縁 丸く愛らしい姿が平和の象徴に|ホトトギス-黄泉へ導く鳥は勝家の辞世にも 風雅な声は文人たちに愛された|ラッコ-上下左右よくなびく上質な毛皮 千島では密猟者の手で激減した|ハクチョウ-天空駆ける「羽衣伝説」のモデル 穀物神としても信仰される霊鳥|ライチョウ-狩衣に、純白の浄衣に、「衣替え」 聖域を自由に舞う気品の貴族|セミ-「悲しさ」や「わびしさ」の情景が 似合う無情感ただよわせる
刊行年:2003/02
データ:『ことばの動物史-歴史と文学からみる』 明治書院