日本古代史関係研究文献目録データベース
小口雅史編
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1881. 小曽戸 洋 尊経閣文庫所蔵の「黄帝内経明堂」最善古鈔本.-判明した巻首の欠字
刊行年:1986/04
データ:日本医史学雑誌 32-2 日本医史学会 第87回日本医史学会総会抄録(一般口演) 小品方・黄帝内経明堂-古鈔本残巻(北里研究所附属
東洋
医学総合研究所医史文献研究室編,北里研究所附属
東洋
医学総合研究所,1992/03)|中国医学古典と日本-書誌と伝承-
1882. 小曽戸 洋 『千金方』
刊行年:1986/
データ:日本医史学雑誌 ? 日本医史学会
東洋
医学善本叢書15千金方研究資料集(オリエント出版社,1989/05)∥中国医学古典と日本-書誌と伝承-
1883. 何 晋∥中田 和宏訳 宋代以降の史注の批評の出現と発展を論じる
刊行年:2010/12
データ:河合文化教育研究所研究論集 8 河合文化教育研究所 河合文化教育研究所・龍谷大学文学研究科
東洋
史学専攻・北京大学歴史学系第8回共同学術討論会(2010年8月)
1884. 王 新生∥中田 和宏訳 中国の改革開放と大平正芳
刊行年:2010/12
データ:河合文化教育研究所研究論集 8 河合文化教育研究所 河合文化教育研究所・龍谷大学文学研究科
東洋
史学専攻・北京大学歴史学系第8回共同学術討論会(2010年8月)
1885. 山田 伸吾 はしがき|内藤湖南とレヴィ=ストロース.-西欧世界の相対化という視点からの素描
刊行年:2010/12
データ:河合文化教育研究所研究論集 8 河合文化教育研究所 河合文化教育研究所・龍谷大学文学研究科
東洋
史学専攻・北京大学歴史学系第8回共同学術討論会(2010年8月)
1886. 辛 徳勇∥田村 俊郎訳 東アジアの年号紀年体系の形成年代について論ず.-漢武帝前期の紀年文物の考察を中心に
刊行年:2010/12
データ:河合文化教育研究所研究論集 8 河合文化教育研究所 河合文化教育研究所・龍谷大学文学研究科
東洋
史学専攻・北京大学歴史学系第8回共同学術討論会(2010年8月)
1887. 高木 智見 古代中国における欲利の克服.-漢代の蝗説話を端緒として
刊行年:2010/12
データ:河合文化教育研究所研究論集 8 河合文化教育研究所 河合文化教育研究所・龍谷大学文学研究科
東洋
史学専攻・北京大学歴史学系第8回共同学術討論会(2010年8月)
1888. 關尾 史郎 サンクトペテルブルグ所蔵,中央アジア出土漢文文献について
刊行年:2004/02
データ:『サンクト・ペテルブルグ所在史料にみるアジア』 (關尾 史郎(新潟大学))
1889. 吉尾 寛 民衆反乱の視点.-明清時代を中心に
刊行年:2010/12
データ:河合文化教育研究所研究論集 8 河合文化教育研究所 河合文化教育研究所・龍谷大学文学研究科
東洋
史学専攻・北京大学歴史学系第8回共同学術討論会(2010年8月)
1890. 葭森 健介 中国史における中世について.-漢魏革命と唐宋変革
刊行年:2010/12
データ:河合文化教育研究所研究論集 8 河合文化教育研究所 河合文化教育研究所・龍谷大学文学研究科
東洋
史学専攻・北京大学歴史学系第8回共同学術討論会(2010年8月)
1891. 劉 華祝∥田村 俊郎訳 『孫子兵法』の漢代人に対する影響と作用
刊行年:2010/12
データ:河合文化教育研究所研究論集 8 河合文化教育研究所 河合文化教育研究所・龍谷大学文学研究科
東洋
史学専攻・北京大学歴史学系第8回共同学術討論会(2010年8月)
1892. 直木 孝次郎 歴史叙述の展開|にほんのあけぼの(輝く黒曜石-岩宿文化の発見|大発見の背景|日本文化の夜明け|人骨をもとめて)|縄文時代の生活(縄文土器の起源|山の幸・海の幸|集落と交易)|呪術の世界(呪術の支配する社会|祭りと共同体|縄文時代と農耕)|稲作のはじまり(弥生時代の発見|水稲農業の起源|稲の道)|弥生文化の特色(照葉樹林文化の流れ|コメ作りの技術|鉄器の出現|戦士と工人)|墓と祭りと青銅器(青銅の武器|墓と青銅器|銅鐸のなぞ)|大石の下の金印(倭人の登場|金印の発見|金印論争|倭国の連合)|邪馬台国論争(『魏志』倭人伝|近世以前の邪馬台国論|明治以後の邪馬台国論)|邪馬台国はどこか(九州説・畿内説の問題点|倭人伝の新しいよみかた|続出する新研究)|考古学からみた邪馬台国(鏡からみた邪馬台国|高地性集落と内乱|畿内と北九州の比較)|女王卑弥呼(畿内邪馬台国への道|邪馬台国の政治|階級と国家|
東洋
史上の邪馬台国)|大和政権への道(その後の邪馬台国|銅鐸のゆくえ|古墳の特色|古墳の成立過程)|日本人の起源(日本人種の系統|日本語の成立)
刊行年:1973/10
データ:『日本の歴史』 1 小学館
1893. 斎藤 忠 古墳時代・歴史時代の考古学の魅力|古墳時代|古墳とは何か|古墳築造の技術|装飾古墳はどのような意味をもつか|高松塚古墳|王塚古墳・珍敷塚古墳・竹原古墳|須恵器の製作地を語る地名|装身具にはどんなものがあり、どんな発達をみせたか|同笵鏡|朝鮮半島の文化の影響はどんなところにみられるか|伽耶式土器と新羅式土器|中国文化の影響はどんなところに見られるか|東アジアにおいて、古墳文化はどのように位置づけられるか|
東洋
古代の王墓|歴史時代|神籠石とは、どんなものか|石城山神籠石|駅の遺跡はどのようなものか|古代の鋳銭司とは何か、遺跡はどんなところにあったか|寺院跡の調査が提起した問題は何か|若草伽藍跡|伽藍配置の変遷|火葬はいつごろから始まりどのように広まったか|墓誌は何を語るか|国分寺にはすべて七重塔がたっていたのか|国分僧寺と尼寺とはどんな違いがあったのか|金石文の研究はどのように進めなければならないか|大陸文化の影響を具体的に示すものに、どんなものがあるか|頭塔と土塔|埋蔵文化財と考古学
刊行年:1974/11
データ:『日本考古学の視点』 下 日本書籍
1894. 關尾 史郎 吐魯番将来〈五胡〉時期的戸籍残簡二種.-柏林蔵Ch6001vと聖彼得堡蔵Дх08519v
刊行年:2006/03
データ:『大域的文化システムの再構成に関する資料学的研究年次報告書』 2005 新潟大学超域研究機構大域プロジェクト ←
東洋
史苑50・51(1998/01)∥吐魯番学学会第2届国際検討会 吐魯番学研究―第二届吐魯番学国際学術研討会論文集(新疆吐魯番地区文物局編,上海辞書出版社,2006/10)∥在ベルリン・トルファン文書の比較史的分析による古代アジア律令制の研究
1895. 橋本 増吉 支那の史料に現はれたる我が上代(一)~(十一)
刊行年:1927/06-1931/09
データ:史学 6-2~10-3 三田史学会
東洋
史上より観たる日本上古史研究一(邪馬台国論考)|
東洋
史上より見たる日本上古史研究(再編後)
1896. 足立 尚計 トラ-将軍吉宗遺品というトラの爪 神であっても異国の畏怖の存在|オシドリ-夫婦の鏡、契りの祝い鳥 「おしどりのひとりね」は淋しい|ネコ-『本朝和名』で「家狸」と呼んで 怪談で有名だがやはり「招福」だ|カバ-しゃれから生まれた壁画の飾り いまは玄関先で千客万来演じる|ウサギ-愛きょうあるしり合わせの家紋 鳥ではないが「一羽」と数える|トンボ-「勝ち虫」と縁起をかついだ武人 古くから親しまれ語源には諸説|エビ-残る福井藩・吉久作の鉄製置物 長寿の印曲がった腰と長いヒゲ|タヌキ-地域や時代を超えファン絶えず 人間社会でがんばる姿に親しみ|キジ-恋も自然の中でこそふさわしい 「足羽の神の使い」でなじみ深い|キツネ-古来、人を惑わすと信じられた スマートな姿、神秘の権威十分|カマキリ-カマ振り回す野原の“ギャング” 日本には八種類、漢方薬に利用|コイ-立身出世の魚として古来貴ばれ 春嶽が竜門目指せと硯箱与える|シカ-丸い糞かたどり焼き物の土産品 哀しい鳴き声は歌人の歎き今に|ネズミ-語源は夜に活動する怪しい動物 若い女性はモルモットを想像?|カニ-語源は「赤い背中を持つ動物」か 「修行の為だ」と食べない宮司の家|フグ-猛毒秘めながらひょうきんな姿 鉄さ・鉄ちりは関西らしいトンチ|カエル-要らない進化ををとげた例なのか 丸く太った体形のカナヅチ組も|イヌ-ふっくらした身体が日本画にも 雪中で駆けっこする姿は風物詩|クジラ-ほぼ永久に姿消した伝統的食材 観光ツアーが人とのつきあいに|イカ-古くはカラスと死闘を繰り広げ 今は恋人たちを楽しませる味に|タコ-「悪魔の魚」なんてもってのほか 食べるのもかわいそうなくらい|シャチ-クジラやイルカの仲間の哺乳類 同類を食い物にして生き延びる|マンボウ-クラゲを常食として生き延びる ひょうきんな体形の「魚の王者」|カケス-カラスの仲間だが小柄で美しい 他の鳥のまねや人の言葉をまねる|カメ-浦島伝説から「めでたさ」を認識 長寿で縁起物によく使われる|サギ-雪深い日にも元気に突っ走る JRの特急列車「しらさぎ」号|クマ-民間薬として重宝された熊胆 殺すと山が荒れるとの俗信も|イノシシ-野性味が豊かな秋の味覚の王者 『日本書紀』には弑逆事件で登場|ムカデ-武運の神使で、福の神と仰がれ 信玄騎馬軍団の旗指物にも描く|ゾウ-若狭に来た足利義持への献上品 仏教絵画や量感のある作品にも|ニワトリ-「五徳」を表現した中国の雅楽 ほのぼの夫婦愛描いた藩主夫人|スズメ-『古事記』の時代から穀物と縁 平安貴族では「子飼い」流行|ウシ-古い時代では肉より力を頼りに 信仰上も神使として大切にした|ハマグリ-女房に化けて昔話や草子に 中国の古伝承で蜃気楼もつくる|ホタル-身をこがす恋の光と和歌に詠み 中国では「蛍雪の功」のたとえも|タイ-古代人は容姿から「赤女」と呼び 呪力ある神聖な魚として神饌に|アユ-運動不足で図体デカイ養殖もの なぜか現代の我々と重ねて見る|キンギョ-戦国時代ごろ観賞用として渡来 今は熱帯魚の流行でエサ金に|ツバメ-夫婦仲良く子をよく育てて勤勉 軒先の巣作りも歓迎し保護した|イルカ-頭よく快適に泳ぎクジラに属す シャチへと変わったという話も|ツル-三鳥といわれ武家社会で最高肉 徳川将軍の鷹狩りで第一の獲物|ヘビ-神話も多く神と畏怖の両面あり 夢に現れると「吉兆」との信仰も|ブタ-縄文時代から重要なたんぱく源 生活用具にも愛らしい姿で登場|タカ-凛然とした姿に亡国の誇り託す 武士台無しタカ飼いの文化開華|カブトムシ-たい肥の衰退とともに珍希種に 見た目の良さが現代人にもてる|コウモリ-西洋の嫌われ者は
東洋
の縁起物 迷走センセイによく似合うかも|カワセミ-文人らに愛された「生きた宝石」 『源氏物語』では黒髪の例えにも|ゴキブリ-見た目悪く病原体まく嫌われ者 飼育しやすく実験用に高い人気|ハト-軍神の使いとされ源氏と深い縁 丸く愛らしい姿が平和の象徴に|ホトトギス-黄泉へ導く鳥は勝家の辞世にも 風雅な声は文人たちに愛された|ラッコ-上下左右よくなびく上質な毛皮 千島では密猟者の手で激減した|ハクチョウ-天空駆ける「羽衣伝説」のモデル 穀物神としても信仰される霊鳥|ライチョウ-狩衣に、純白の浄衣に、「衣替え」 聖域を自由に舞う気品の貴族|セミ-「悲しさ」や「わびしさ」の情景が 似合う無情感ただよわせる
刊行年:2003/02
データ:『ことばの動物史-歴史と文学からみる』 明治書院