日本古代史関係研究文献目録データベース
小口雅史編
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1281. 金田 章裕 古代荘園図への接近法|越中国射水郡東大寺領荘園図(田・鳴戸・鹿田の開拓と開田地図)|越中国砺波郡東大寺領荘園図(開拓と自然環境|開拓過程と開田地図の
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)|大和国額田寺伽藍並条里図|古代荘園図の
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法とその特性(古代荘園図の基本的性格)|左・右京図と京大絵図(都市図への視角|中世平安京図)
刊行年:1998/10
データ:『古代荘園図と景観』 東京大学出版会
1282. 稲岡 耕二 稲岡耕二『萬葉表記論』塙書房,1976|稲岡耕二『人麻呂の
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世界』岩波書店,1991|金子武雄『続日本紀宣命講』白帝社,1941(髙科書店,1989)
刊行年:2003/12
データ:『日本史文献事典』 弘文堂 第Ⅰ部
1283. 稲岡 耕二編∥稲岡 耕二|岩下 武彦|大畑 幸恵|小川 靖彦|神野志 隆光|品田 悦一|鉄野 昌弘|西澤 一光|矢嶋 泉|柳沢 朗 万葉集自然
表現
事典
刊行年:1988/01
データ:国文学 解釈と教材の研究 33-1 学燈社
1284. 高橋 亨 高橋亨『物語文芸の
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史』名古屋大学出版会,1987|山中裕『歴史物語成立序説』東京大学出版会,1962|山中裕『平安朝文学の史的研究』吉川弘文館,1987|山中裕『源氏物語の史的研究』思文閣出版,1997
刊行年:2003/12
データ:『日本史文献事典』 弘文堂 第Ⅰ部
1285. 名取 武光 緒言|記載(石製品|土製品|動物質製品)|総説(動物意匠の分布と土器型式の関係|絵画的
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手法と土器型式、並びに民族との関係|動物意匠と生活様式の関係|オホーツク式文化域に於ける動物意匠の地域的特徴)
刊行年:1936/12
データ:『北日本に於ける動物意匠遺物と其の分布相』 北海道帝国大学農学部附属博物館 熊|海馬|鯨 アイヌと考古学(一)
1286. 中島 博 高山寺-明恵上人・「夢」の寺|明恵上人像(樹上坐禅像)|「樹上坐禅像」の背景-構成と主題から見る|高山寺絵図-新しい風景
表現
の試み|明恵上人の春日信仰-敬慕する釈迦の形見として|華厳宗祖師絵伝(華厳縁起)
刊行年:1997/05/11
データ:『週刊朝日百科』 1118 朝日新聞社
1287. 富田 淳 中国の書(文字の始まり-字体の変遷|王羲之とその周辺|楷書
表現
の完成-唐時代の書|主観主義の確立-宋元時代の書|さまざまな到達点-明清時代の書)
刊行年:2006/01
データ:『書の至宝 日本と中国』 朝日新聞社
1288. 倉野 憲司 解説 〔古事記〕名称|成立|素材|構成と内容|文辞 〔風土記〕名称|成立|組織|内容|文辞 〔日本霊異記〕名称|著者|著者の動機と目的|成立年時|組織内容|文辞・訓釈 〔古代歌謡〕範囲・歌数|謡う歌と読む歌|歌謡とその縁起|形式|
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と内容
刊行年:1960/05
データ:『古典日本文学全集』 1 筑摩書房
1289. 桜井 好朗 桜井好朗『中世日本人の思惟と
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』未来社,1970|桜井好朗『中世日本の精神史的景観』塙書房,1974|桜井好朗『中世日本文化の形成』東京大学出版会,1981|桜井好朗『祭儀と注釈』吉川弘文館,1993|桜井好朗『儀礼国家の解体』吉川弘文館,1996
刊行年:2003/12
データ:『日本史文献事典』 弘文堂 第Ⅰ部
1290. 大友 幸男 アイヌ語と「五十音」|アイヌ語音節表|地名の分類法|「双子地名」の話|「地名群」の話|「合成地名」の話|面倒な「複数形」|「パ」行音と「ラ」行音|魚貝や山菜の名|「マタギことば」|「オニ」と「クニ」|面白いアイヌ語
表現
刊行年:1997/10
データ:『日本のアイヌ語地名-東北から沖縄まで』 三一書房 入門編(下)
1291. 岡崎 義恵 日本文芸の様式的特徴|形態上の特質(無構造的渾融性|歴史物語と作り物語|小説と戯曲|日記、紀行及び随筆|長歌|連歌と俳諧|短歌と発句)|
表現
法上の特質(物心の融和|正述心緒|譬喩-象徴|寄物陳思|詠物)|余言
刊行年:1936/05
データ:『岩波講座東洋思潮』 第16回配本 岩波書店 東洋思潮の展開
1292. 濱田 隆 仏教絵画とその広がり(日本絵画の二つの流れ|太政仏教の仏たちの
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|密教絵画の登場-曼荼羅の諸尊|末法到来と浄土教絵画-極楽への往詣|新しい時代の仏教絵画|結び-神々の世界など)|情報伝達のわざ<1>-古画の模写と図像の伝承
刊行年:1999/02/14
データ:『週刊朝日百科』 1208 朝日新聞社
1293. 宮本 長二郎 建築史としての家形埴輪(家形埴輪前史|建築形式と変遷|豪族居館の構成|建築規模の
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|柱形と大壁形|棟持柱と梁|桁と棟木|斗束|大棟|棟飾り|埴輪の終焉と新様式)∥高床建築と高床埴輪家|家形埴輪のプロポーション|弥生・古墳時代の扉構え
刊行年:1995/05
データ:『日本の美術』 348 至文堂
1294. 新川 登亀男 家永三郎『上宮聖徳法王帝説の研究』各論篇・総論篇,三省堂,1951-53(増訂版,1970;比較文化研究所,2001)|荻野三七彦『聖徳太子伝古今目録抄の基礎的研究』法隆寺,1937(名著出版,1980)|下出積與『日本古代の神祇と道教』吉川弘文館,1972|下出積與『古代神仙思想の研究』吉川弘文館,1986|新川登亀男『上宮聖徳太子伝補闕記の研究』吉川弘文館,1980|新川登亀男『日本古代の儀礼と
表現
』吉川弘文館,1999|新川登亀男『日本古代の対外交渉と仏教』吉川弘文館,1999|福永光司『道教と古代日本』人文書院,1987|藪田嘉一郎『日本古代文化と宗教』平凡社,1976
刊行年:2003/12
データ:『日本史文献事典』 弘文堂 第Ⅰ部
1295. 小林 芳規 はじめに|弥生人の絵画と記号-日本列島における弥生時代の絵画と記号|漢字の伝来と伝播-仏教と漢籍の受容に伴う下級官人・郷・里への浸透|漢字で日本語を書き表わす工夫-日本語表記の展開と新しい文体の創造|平安時代の漢字文の種々相-漢字による日本語文の開花|漢文訓読の跡をたどる-訓点のくふうと片仮名の歴史|漢字からの脱皮-平安時代の平仮名の誕生と形成|漢字片仮名まじり文の成立-新しい日本語文体の成立と展開|鎌倉時代の文章
表現
とその後-文字文化における漢字・漢文の位置|日本における印刷の始まりと普及-文字文化の大衆化に対応した漢字文の量的な生産|漢字文と訓との収集・整理-日本の古辞書の歴史|漢字の字体と書体-日本における使用の実情|文字を書く道具の歴史-昔の筆記具とその移り変わり|あとがき
刊行年:1998/11
データ:『図説日本の漢字』 大修館書店
1296. 丹羽野 裕│野々村 安浩│平石 充│松尾 充晶│仁木 聡│稲田 陽介│吉松 大志│堀川 徹│椿 真治│森田 喜久男 意宇郡の解説│意宇郡の総記│意宇郡の郷│意宇郡の寺院│意宇郡の神社│意宇郡の山野│意宇郡の河川・池│意宇郡の海岸地形│意宇郡の通道│意宇郡の郡司│解説(郡郷名と出土文字資料│『風土記』の時間意識│『風土記』の文字
表現
│母理郷と出雲国の国譲り│アメノホヒと屋代郷│安来郷比売崎伝承と毘売塚古墳│舎人郷と装飾付太刀│山代郷正倉│宍道郷の猪石・犬石│古代の駅家│黒田駅家の移転│出雲神戸の性格│忌部神戸│教昊寺│山代郷の二つの新造院│熊野大社│『風土記』の神社記載│玉作集団と玉湯の前方後円墳・円墳│神名樋野と出雲のカンナビ│真名猪池│意宇郡の島│入海・蚊島│古代の関所│郡司の署名)
刊行年:2014/03
データ:『解説 出雲国風土記』 今井出版 意宇郡
1297. 足立 尚計 トラ-将軍吉宗遺品というトラの爪 神であっても異国の畏怖の存在|オシドリ-夫婦の鏡、契りの祝い鳥 「おしどりのひとりね」は淋しい|ネコ-『本朝和名』で「家狸」と呼んで 怪談で有名だがやはり「招福」だ|カバ-しゃれから生まれた壁画の飾り いまは玄関先で千客万来演じる|ウサギ-愛きょうあるしり合わせの家紋 鳥ではないが「一羽」と数える|トンボ-「勝ち虫」と縁起をかついだ武人 古くから親しまれ語源には諸説|エビ-残る福井藩・吉久作の鉄製置物 長寿の印曲がった腰と長いヒゲ|タヌキ-地域や時代を超えファン絶えず 人間社会でがんばる姿に親しみ|キジ-恋も自然の中でこそふさわしい 「足羽の神の使い」でなじみ深い|キツネ-古来、人を惑わすと信じられた スマートな姿、神秘の権威十分|カマキリ-カマ振り回す野原の“ギャング” 日本には八種類、漢方薬に利用|コイ-立身出世の魚として古来貴ばれ 春嶽が竜門目指せと硯箱与える|シカ-丸い糞かたどり焼き物の土産品 哀しい鳴き声は歌人の歎き今に|ネズミ-語源は夜に活動する怪しい動物 若い女性はモルモットを想像?|カニ-語源は「赤い背中を持つ動物」か 「修行の為だ」と食べない宮司の家|フグ-猛毒秘めながらひょうきんな姿 鉄さ・鉄ちりは関西らしいトンチ|カエル-要らない進化ををとげた例なのか 丸く太った体形のカナヅチ組も|イヌ-ふっくらした身体が日本画にも 雪中で駆けっこする姿は風物詩|クジラ-ほぼ永久に姿消した伝統的食材 観光ツアーが人とのつきあいに|イカ-古くはカラスと死闘を繰り広げ 今は恋人たちを楽しませる味に|タコ-「悪魔の魚」なんてもってのほか 食べるのもかわいそうなくらい|シャチ-クジラやイルカの仲間の哺乳類 同類を食い物にして生き延びる|マンボウ-クラゲを常食として生き延びる ひょうきんな体形の「魚の王者」|カケス-カラスの仲間だが小柄で美しい 他の鳥のまねや人の言葉をまねる|カメ-浦島伝説から「めでたさ」を認識 長寿で縁起物によく使われる|サギ-雪深い日にも元気に突っ走る JRの特急列車「しらさぎ」号|クマ-民間薬として重宝された熊胆 殺すと山が荒れるとの俗信も|イノシシ-野性味が豊かな秋の味覚の王者 『日本書紀』には弑逆事件で登場|ムカデ-武運の神使で、福の神と仰がれ 信玄騎馬軍団の旗指物にも描く|ゾウ-若狭に来た足利義持への献上品 仏教絵画や量感のある作品にも|ニワトリ-「五徳」を
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した中国の雅楽 ほのぼの夫婦愛描いた藩主夫人|スズメ-『古事記』の時代から穀物と縁 平安貴族では「子飼い」流行|ウシ-古い時代では肉より力を頼りに 信仰上も神使として大切にした|ハマグリ-女房に化けて昔話や草子に 中国の古伝承で蜃気楼もつくる|ホタル-身をこがす恋の光と和歌に詠み 中国では「蛍雪の功」のたとえも|タイ-古代人は容姿から「赤女」と呼び 呪力ある神聖な魚として神饌に|アユ-運動不足で図体デカイ養殖もの なぜか現代の我々と重ねて見る|キンギョ-戦国時代ごろ観賞用として渡来 今は熱帯魚の流行でエサ金に|ツバメ-夫婦仲良く子をよく育てて勤勉 軒先の巣作りも歓迎し保護した|イルカ-頭よく快適に泳ぎクジラに属す シャチへと変わったという話も|ツル-三鳥といわれ武家社会で最高肉 徳川将軍の鷹狩りで第一の獲物|ヘビ-神話も多く神と畏怖の両面あり 夢に現れると「吉兆」との信仰も|ブタ-縄文時代から重要なたんぱく源 生活用具にも愛らしい姿で登場|タカ-凛然とした姿に亡国の誇り託す 武士台無しタカ飼いの文化開華|カブトムシ-たい肥の衰退とともに珍希種に 見た目の良さが現代人にもてる|コウモリ-西洋の嫌われ者は東洋の縁起物 迷走センセイによく似合うかも|カワセミ-文人らに愛された「生きた宝石」 『源氏物語』では黒髪の例えにも|ゴキブリ-見た目悪く病原体まく嫌われ者 飼育しやすく実験用に高い人気|ハト-軍神の使いとされ源氏と深い縁 丸く愛らしい姿が平和の象徴に|ホトトギス-黄泉へ導く鳥は勝家の辞世にも 風雅な声は文人たちに愛された|ラッコ-上下左右よくなびく上質な毛皮 千島では密猟者の手で激減した|ハクチョウ-天空駆ける「羽衣伝説」のモデル 穀物神としても信仰される霊鳥|ライチョウ-狩衣に、純白の浄衣に、「衣替え」 聖域を自由に舞う気品の貴族|セミ-「悲しさ」や「わびしさ」の情景が 似合う無情感ただよわせる
刊行年:2003/02
データ:『ことばの動物史-歴史と文学からみる』 明治書院