日本古代史関係研究文献目録データベース
小口雅史編
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1781. - 7~13世紀の政治・社会-東北地方の
蝦夷
(古代国家にとっての異民族の意味|東北地方北部と古代国家|
蝦夷
の社会|鎌倉時代のエゾ|まとめ)|1~13世紀の文化(続縄文文化|擦文文化|オホーツク文化|土器文化の終わり)|13~17世紀の政治・社会(元・明とサハリン(樺太)のアイヌの人たち|安藤氏の内乱と鎌倉幕府の滅亡|コシャマインの戦い|松前藩の成立|シャクシャインの戦い)|13~17世紀の文化(擦文文化の終わり|14・15世紀から江戸時代まで)|アイヌ語(アイヌ語とは|アイヌ語の話されていた地域、話されている地域|アイヌ語地名|アイヌ語はどんな言葉か)|北海道のヒト-骨の特徴から考える
刊行年:2001/03
データ:『アイヌ民族:歴史と現在-未来を共に生きるために-』 中学生用 アイヌ文化振興・研究推進機構
1782. 中目 誠 郷土の史観にふれて|農業開発の夜明け(胆沢扇状地の先住者たち|農業は清水下遺跡周辺から始まる|朝廷の日高見国への侵攻|太母鬼部族の足跡|朝廷軍胆沢を攻める|農業開発を急ぐ
蝦夷
地|胆沢連合軍の活躍|陸奥国の人事往来)|胆沢城築城後の経営(ヤマト朝廷支配下の胆沢|鎮守府胆沢城の形成|本格的胆沢開発への取り組み|
蝦夷
地開発に室の神・つるき神勧請|城柵内に保護し開墾|北の種族|蘇民まつりによる祈願|神仏加護による開拓|胆沢への仏教普及|郡司安倍氏と胆沢地方|古代の牧場経営と馬神|執筆を終えて)
刊行年:1997/12
データ:『古代における胆沢開発史考』 胆沢町史刊行会 内題に別集「古代における胆沢開発史考」と有。胆沢町史別集の意か
1783. 草間 俊一∥伊藤 鉄夫|及川 二男|菊地 郁雄 水沢の原始・古代の文化(弥生文化|古墳と土師器|
蝦夷
地の開拓とその文化)|外浦・中島・鵜木三遺跡調査報告(外浦前田遺跡(平安時代住居址)|外浦洗田遺跡(須恵器窯址)|中島遺跡鵜ノ木遺跡|鵜木住吉南高台遺跡)
刊行年:1965/03
データ:『水沢の原始・古代遺跡』外浦・中島・鵜木三遺跡調査報告 水沢市教育委員会
1784. 菊池 仁齢 序論(古代の
蝦夷
|奈良平安朝以前の概況)|本論(一)-軍事的方面(奈良時代の征伐|平安時代の征伐(一)~(三)|交通|軍団|鎮守府|国司)|本論(二)-平和的方面(殖民(軍需品輸送)|懐柔 附、内地配付、厳粛その他。|宗教)|結論(結論|感想)
刊行年:1915/06
データ:『奈良平安時代の奥羽経営』 奉公会(発行)|目黒書店(発売) 玉泉大梁著『室町時代の田租』と合冊
1785. 佐々木 馨 伝説の地平 はじめに|伝説の歴史と地平(伝説研究の歴史|新たな伝説世界の地平)|「民話的伝説」の世界(和人地の伝説背景|伝説にみるアイヌと和人地の創出)|北方伝説の風土(近世
蝦夷
地の開拓と宗教|近代北海道の開拓と宗教|北方伝説の文化力)
刊行年:2007/10
データ:『北方伝説の誕生-歴史と民俗の接点』 吉川弘文館
1786. 一志 茂樹 東国の展開(地理像としての東方と北方|東国|北道|
蝦夷
|国郡の成立過程|駅路と遠近程)|駅路にみる東山道(東海道|東山道|北陸道|関と烽)|東国の進展と東山道(田積|官牧|雑物|社寺封の進展)|陸奥・出羽の後背地帯としての東国(柵戸と兵士|器仗と軍粮)
刊行年:1993/12
データ:『古代東山道の研究』 信毎書籍出版センター
1787. 大友 幸男 アイヌウタリの歴史|アイヌ「古モンゴロイド」説|「今なぜアイヌ語か」|アイヌウタリと主権|「
蝦夷
」の集団移住|「ムツ」(刀)と「エムシ」(刀)|正しい「アイヌ学」を|「チャシ」論の混同|「エミシ」は「美衣の人」|「火の女神」の信仰
刊行年:1997/01
データ:『アイヌ語古朝鮮語 日本の地名散歩』 三一書房 第七章
1788. 大友 幸男 渡来人集団と坂東|「常陸」と「陸奥」の分離|「日高見」と丸子族|「日高見の水神」|出雲と「海の道」|「アズマ弁」と古朝鮮語|古代の馬産は「野飼い」|「
蝦夷
」は馬産の民|歴史地名の比定|危険な歴史地名の改訂
刊行年:1997/01
データ:『アイヌ語古朝鮮語 日本の地名散歩』 三一書房 第十一章
1789. 小笠原 謙吉 鳥海柵阯|十三森、方八町、古墳群|紫波郡に於ける古墳|徳丹城碑|
蝦夷
塚|陣ヶ岡 附月ノ輪形|高水寺阯 附箭立の槻|斯波舘阯 附吉兵工舘阯|是信房の遺蹟|河村舘阯|志波城阯と徳丹城阯
刊行年:1922/-
データ:『史蹟名勝天然紀念物調査報告』 大正十一年度調査 巖手縣史蹟名勝天然紀年物調査會 史蹟∥調査会報告第二号
1790. 弘前大学国史研究会編 大昔の郷土(縄文式土器と人びとの生活|弥生式土器と人びとの生活)|古代国家の発展と東北(
蝦夷
と東北の開拓|豪族の出現)|鎌倉・室町時代の南部と津軽(鎌倉幕府の統治|安東氏と南部氏|南北朝と豪族たちの動き|戦国の世と南部氏・北畠氏)
刊行年:1966/04
データ:『青森県の歴史』 青森県地方史文献刊行会 弘前大学国史研究会創立10周年記念出版
1791. 藤原 相之助 先住民族とは何ぞ|日本の異人種|異人種の征服|衣河の夷族阿部氏と出羽の狄族清原氏|平泉の夷族藤原氏|異人種の同化|奥羽の植民史|異人種同化の経過|日本人種に関する一説|異種族の言語|日夷同語の實例|
蝦夷
語と日本の地名|付録
刊行年:1916/11
データ:『日本先住民族史』 仁友社 五月書房復刻(1981/05)
1792. 福田 友之 北方世界の自立を求めて(北限の水稲耕作-炭化米、垂柳遺跡|古代
蝦夷
の世界-堀で囲まれた集落)|覆る縄文のイメージ(三内丸山遺跡がもたらすもの-定住生活と大集落|亀ケ岡文化のひろがり-斬新な土器と土偶|鉄と須恵器の生産-杢沢遺跡と犬走須恵器窯跡)
刊行年:2001/01
データ:『街道の日本史』 3 吉川弘文館 北方への窓|北方世界と民衆の交流
1793. 村井 章介 冊封=海禁=勘合システムの崩壊|
蝦夷
地と和人地|古琉球の終焉-尚真王から尚寧王へ|ヨーロッパの登場とアジア海域世界-鉄砲・キリスト教の伝来|後期倭寇から中華の崩壊へ-日本銀をとおしてみた∥倭人たちのソウル|荒海に揺れる木の葉∥キリシタンの島・生月
刊行年:1995/09
データ:『朝日百科日本の歴史別冊』 22 朝日新聞社 -∥コラム∥図版解説
1794. 松尾 光 天平廟堂の党争-華やかな宮廷生活の影で相次ぐ権力闘争はなぜ起こったのか|藤原仲麻呂の乱-奈良後期政界の二人の傑物=仲麻呂と道鏡の栄達と失脚をもたらしたものは何か|
蝦夷
と隼人の叛乱-律令国家成立過程に起きた東北と九州での二大叛乱の歴史的意味は何か
刊行年:1985/11
データ:『日本の戦乱・事変・騒動・総解説』 自由国民社
1795. 滝沢 誠 文字の普及|守りを固めたムラ|地域色豊かな弥生の墓|弥生の水田と木製遺物|よみがえった前期古墳|東国の終末期古墳|古墳時代首長の活動拠点|火山灰に埋もれた畑|発掘が進む古代の役所|
蝦夷
への前身基地|古代の武器製作所|窯詰めされた瓦|鎌倉の武家屋敷|中世の墓地
刊行年:1993/07
データ:『考古学の世界-古代を拡大する』 2 ぎょうせい 写真解説 稲荷山鉄剣|環濠集落
1796. 新野 直吉 原始の東北|氏姓古代の東北|令制確立期の東北|鎮守政策の展開|開拓の進展と東北の充実|
蝦夷
の第二次抵抗|延暦・弘仁の征夷|平安前期の推移|延喜式の東北|律令制の衰退|前九年・後三年の役|平泉の興亡
刊行年:1986/07
データ:『古代東北史の基本的研究』 角川書店
1797. 直木 孝次郎 新王朝の出発|保守派物部氏の没落|推古女帝|聖徳太子の立場|日出ずる国からの使者|いかるがの大寺|クーデター前夜|改新断行|難波の都|悲劇の皇子|
蝦夷
征討と百済救援|額田女王と近江朝廷|壬申の乱|「大君は神にしませば」|二上山の歎き|藤原宮のさかえ
刊行年:1965/03
データ:『日本の歴史』 2 中央公論社
1798. 東北史学会(加藤 孝|佐々木 慶一|小林 清治|池田 哲郎分担執筆∥伊東 信雄|小松 郁雄|西川 瑞國校閲) 大昔の生活(石器時代|農業と金属使用のはじまり|古墳時代の文化)|東北地方の開発(陸奥国府の設置|
蝦夷
地の経営)|封建制度のはじまり
刊行年:1953/04
データ:『宮城県の歴史』 東北出版
1799. 荒木 敏夫 「中心」の変貌-大王から天皇へ|引き裂かれる共同性-古代の村となりわい|ヒメミコからイエトジまで-古代女性の諸相|まつろう人びと・まつろわぬ人びと-東アジアの変動と社会集団の帰属
刊行年:1997/11
データ:『日本史のエッセンス 歴史が物語るもの』 有斐閣 原始・古代 倭の五王:外交と軍事|王統の断絶と連続:継体の擁立|女帝の即位:推古・皇極|対外戦争と内乱:白村江の戦と壬申の乱|天皇と律令国家|王統の再編成と幼帝の出現|古代の家族:母系と父系|村の社と春秋の祭礼|農業経営と出挙|落穂拾いの禁止:村落の変貌|山・海に生きる人びと|在村の「工人」と都市の工人|女の大王・天皇|婚姻の諸相:皇女・采女|古代のキャリアウーマン:宮中の女官|仏に仕えた女性たち|神に仕えた女性たち|家屋と庶民の妻|東アジアの変動と渡来人|王権への従属:国造制|南島人の来朝|隼人・
蝦夷
の反乱|東アジアの変動と外交の途絶
1800. 青森県埋蔵文化財調査センター編 弥生時代から奈良時代にかけての自然環境|弥生時代(亀ケ岡文化から弥生文化へ|稲作の開始と青森県への伝播|弥生時代のムラと住居|弥生時代の墓と副葬品|弥生時代の道具|弥生時代の精神文化)∥古墳時代|飛鳥・奈良時代(律令制の拡大と城柵の設置|阿倍比羅夫の日本海遠征と青森県|
蝦夷
の社会と文化)∥弥生時代の主要遺跡|古墳時代の主要遺跡|奈良時代の主要遺跡
刊行年:1993/03
データ:『図説ふるさと青森の歴史』 4 青森県埋蔵文化財調査センター